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ココリコ坂から 第10話

「おやすみ。」

サンタマリアが言った。
そして寝る時になった。
なかなか寝ることが出来ない。
彼の言葉が気になっていたからだ。


『ココリコ坂で会おう。』


あれはそのままの意味か?
でも、どうやって…。
アイツは人の夢に干渉できるのか?
そもそもアイツはなんで僕がココリコ坂を登ろうとしていることがわかったんだ?
そんなことを考えていると、サンタマリアが口を開く。

「眠れないのね。」

僕がおきていたのがバレたようだ。そのまま彼女は喋る。

「アナタも聞いたの…?彼の言葉を…?」

どうやら彼は彼女にもテレパシーを使っていたようだ。

「えぇ、そうよ。でも気にしている場合じゃないわ。そうなると思ってさっきの飲み物に睡眠薬を入れといたわ。もちろん私のにも。そろそろ効くはずよ。」

そういうと彼女は静かになった。
しっかりしているなと思った。
僕もしっかりしなければ。と思っていると、だんだん眠くなってきた。

気がつくと、ココリコ坂の前に立っていた。


しかし、彼女の姿は見当たらない。

「おーい!」

誰も答えない。
辺りを見渡しても、坂があるだけ。
僕は今一度ココリコ坂を見渡してみた。
あぁ、途方もない。
こんな坂をどう登れというのだ。
それを考えるためにわざわざ人の家まで泊まりにきたというのに。
肝心の彼女がいなければ、結局いつもと変わらないではないか。

仕方がないから、彼は歩き始めた。
目覚めるまでにある程度までは進んでみよう。
不思議とこの世界は痛みも疲れもなかった。
やはり夢の中だからだろうか。
しかしやはり挫折感というものがわいてくる。
なぜだろう。
いや、今からこんなことを考えるのはよそう。


一方そのころサンタマリアは…
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